エアコンクリーニングの繁忙期となりまして、有難い事に昨年度よりも少しだけ売上を伸ばすことができている橋本ハウスクリーニングですが、この時期に私のブログ記事を読んでくださった同業者様からお問い合わせをいただきました。
(※一部抜粋です)
今回、Panasonicの洗濯槽の取り外し方法(秘技、結束バンド)の、もう少し詳しいやり方や手順をアドバイス頂けないかと思いましてご連絡差し上げました。
私どももPanasonic製の洗濯機の30%程度の洗濯槽が取り外せず、悩んでおります。
あつかましいお願いではありますが、拝見した画像とご説明テキストの内容を、もう少し詳しくお教え頂けないでしょうか。

ふむふむ。
正直、親切心で詳しくお教えしても、私には何のメリットも無いのですが、分解洗浄でお伺いしたのに分解できなかった時の「喪失感」・・・
わ・か・り・ま・す・!
と、いうことでブログで解説させていただきます。

まずは、ギアプーラーの仕組みです。
ツメを引っ掛けて上部の六角を回せば、ツメに引っ掛かっている洗濯槽が持ち上がります。

大抵の洗濯槽はツメが引っ掛かるので、画像のように洗濯槽が持ち上がります。
※ツメを掛けられる穴の位置等はメーカーや機種によって様々なので、ギアプーラーのサイズは3種類程用意しております。

パナソニック縦型洗濯機の一部の機種では、プーラーのツメを引っ掛けられる部分が丸みを帯びているため、ツメが引っ掛からずにプーラーの腕が広がってしまい持ち上がりません。

なので、プーラーの腕が広がらないように結束バンドで結束してしまいます。
※画像の赤線が結束バンドです。

このまま結束バンドを締めてもズレてしまうので、ズレないように両腕に結束バンドを結束します。
※画像の青線が結束バンドです。

あまり固着していない洗濯槽でしたらこれだけで持ち上がる可能性もありますが、大抵の場合このまま上部の六角を回すと結局腕が広がって結束バンドも外れてしまいます。

なので、赤の結束バンドが上に持ち上がらないように、洗濯槽の他の穴を利用して結束バンドを結束してしまう訳です。
※画像の紫の線が結束バンドです。

上から見るとこんな感じです。
※画像の、赤・青・紫の線が結束バンドです。

その状態を撮影したのが、過去ブログ記事の
ブログ パナソニック縦型洗濯機でプーラーのツメが引っ掛からない問題
に掲載している写真です。
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