洗濯機クリーニング(分解洗浄)の「分解」で最も重要な作業が「固定された洗濯槽を取り出す」ことです。
パナソニックや日立の洗濯機は、4本のボルトで固定されている東芝やシャープの洗濯機と違い、1本の太い軸に洗濯槽がハマっていて、この軸に固定金具が付いています。
なので、パナソニックと日立の洗濯機では、固定金具を取り外したあと、軸から洗濯槽を抜き取るため「ギアプーラー」という特殊な工具を使って抜き取ります。
この時! パナソニックの一部の機種では、洗濯槽の裏側に丸みがあって、プーラーのツメが引っ掛からない問題 が発生してしまいます。
その対策として、どこかの自動車整備工場さんが自作して販売しているプーラーを購入したり、割と特殊な形状のプーラーを使用されていらっしゃる方を見かけたこともありますが、橋本ハウスクリーニングは、そのどちらも入手できずにいました・・・
まずい💦
このままでは「パナソニック非対応」で洗濯機クリーニングをしなければならないぞ💦💦
洗濯機クリーニングを教わった講師の先生にも「あれはコツがあるんですよ~」としかアドバイスもらえないし💦💦💦
そして、橋本は考えました。
来る日も来る日も考えました。
朝マックを食べながら考えました。
フィレオフィッシュだけどうして箱入りなんだろう・・・
天下一品のこってりラーメンを食べながら考えました。
こってりMAXはもうスープじゃなくてソースだよな・・・
平日の夜はお料理をしながら考えました。
味噌汁の出汁に鶏ガラスープの素を使うのもアリだな・・・
そして、ついに1つの答えを導き出しました!!!!
秘儀!
結束バンドっ!!!!
丸みのせいで引っ掛からないツメが広がらないように結束して、更にその結束バンドが動かないように洗濯槽の下の穴に通して結束することで、普通のギアプーラーで取り外せました。
この方法でこれまで5件のパナソニック洗濯機をクリーニングさせていただきました。
今のところ、全て洗濯槽を取り外せています。
※パナソニックでもこんなことをする必要がなく取り外せる機種もあります。