パナソニックエアコンの一部製品の水漏れ対策

パナソニックの一部のエアコンは構造上の問題があり、水漏れします。

このことはパナソニックも把握しており、これを防止するための「対策部品」を提供しています。
橋本ハウスクリーニングも先日この部品を調達しまして、パナソニックの一部の機種の水漏れ対策を施して参りました。

水漏れ原因

写真、とても見づらいのですが、熱交換器とファンモーターの間くらいの位置に裏側にある熱交換器からのドレン排水が手前のドレンパンに流れ落ちる通路があります。

本来は、矢印←のように流れて来て手前のドレンパンに水が落ちる仕組みになっています。

その裏ドレン排水が上手く下に落ちずに、このプラスチックの裏面を伝ってドレンパン接続部分の隙間に流れてしまうことで、エアコン吹き出し口右側から水漏れしてしまうようです。

水漏れ対策

なので、この通路の部分に対策部品を接着します。

結果、流れて来た裏ドレン排水が、この対策部品を伝って裏側に流れることなく手前のドレンパンに流れ落ちるようになり、吹き出し口右側の水漏れはなくなりました。

対策部品

今回使用した対策部品はこちらです。

今回は、エアコンクリーニング協会で購入できました。
会員なので!

でも、もうこの部品自体が10年以上前の製品なので、次回以降手に入らないとのこと。
水の流れを変えるだけなので、ブチルテープを貼って手前に流せばOKなので対策部品はなくても対策可能とのことです。

対策部品の対応機種

ACRD93-00940X
CS-221CF、CS-251CF、CS-281CF、CS-V251C、CS-224CF、CS-254CF、CS-284CF、CS-221CFR、CS-251CFR、CS-281CFR、CS-361CF2、CS-401CF2、CS-222CFR、CS-252CFR、CS-282CFR、CS-364CF2、CS-404CF2、CS-223CFR、CS-253CFR、CS-283CFR、CS-224CFR、CS-254CFR、CS-284CFR、CS-401CFR2、CS-402CFR2、CS-403CFR2、CS-404CFR2

ACRD93-00950X
CS-V221C、CS-V281C、CS-V222C、CS-V252C、CS-V282C、CS-GX224C、CS-GX284C、CS-561CF2、CS-564CF2、CS-V281C2、CS-V561C2、CS-V401C2、CS-V282C2、CS-V362C2、CS-V402C2、CS-V562C2、CS-J564C2、CS-561CFR2、CS-562CFR2、CS-563CFR2、CS-GX404C2、CS-GX564C2、CS-564CFR2

ACRD93-02040X
CS-J224C、CS-J254C、CS-J284C、CS-J364C2、CS-J404C2、CS-401CJ2、CS-GX254C、CS-GX364C2

おまけ

今回の作業に当たりまして、ドレンパンは完全には外さなくても、おそらく作業可能です。

ですが、割と奥まった位置に接着剤で接着するので、ドレンパンを外した方がやりやすいと思います。

今回はドレンパンを完全に取り外して作業させていただきましたので・・・

ドレンパンも綺麗に除菌洗浄させていただきました!

追記

こちらの記事は2024年9月に施工したものです。

対策が必要な機種は2011年~2014年製の物なので、10年以上前の製品となります。
2014年製以降のパナソニック製品でも水漏れの報告があるそうなのですが詳細は不明です。

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